たのしい生活

【無職】26歳女性が1年働かずに過ごしてみた【一人暮らし】

猫

大学卒業後に正社員で働き始めるも、5か月で退職。

それからはフリーターとして、清掃業や農業などを経験してきました。

筆者の仙人花火です。

1年働かずに過ごしてみて、どうしたらもっと無職生活を楽しめたのか、振り返ってみます。

無職生活のメリット

無職生活のいいところは、大きく分けると2つあります。

  • 心身に余裕がある
  • 時間に余裕がある

心身に余裕がある

無職なら、好きなだけ寝られます。

ストレスが減り、好きな時にトイレに行けるので、便秘しなくなりました。

また、怒りを感じることが減り、1日の大半を穏やかな気持ちで過ごせるようになりました。

さらに、体調が悪かったら誰に許しを乞うことなく休めること。

満員電車に乗らなくていいこと。

悪天候のなか通勤しなくていいことも、無職生活のいいところです。

「勝ち組」になることはどういうことでしょうか? 生きることに喜びを感じ、毎朝、その日に起こることを楽しみに目を覚ます。自分が今していることを楽しんでいる。残りの人生で自分が何をしたいかよくわかっている。そんな人は「勝ち組」だと言えるでしょう。

引用:アーニー・J・ゼリンスキー『働かないって、ワクワクしない?』

時間に余裕がある

24時間、365日、あなたのもの。

この無職で過ごした1年は

  • 家事
  • 散歩
  • 読書
  • ブログ

など、のんびりじっくり取り組むことができました。

特筆すべきは、料理に苦手意識のあった私に、自炊の習慣がついたことです。

仙人花火

自分で食べたいものをつくれるスキル、最強だと思います

無職生活中、お金はないけれど時間はたくさんあるので「何でも自分でやってみよう」というポジティブな気持ちになれました。

自分で自立した生活をできるだけ続けることが、人間の暮らしの基本であり、健康法なのだ。

引用:曽野綾子『一人暮らし:わたしの孤独のたのしみ方』

無職生活を楽しむために

無職生活を楽しむため、具体的に何をすればいいか、3つ挙げてみました。

  • 思い込みを疑う
  • 生活費を下げまくる
  • 熱中できることを見つける

それでは1つずつ解説します。

思い込みを疑う

「働かないことは悪いことだ」という思い込みから解放されないと、せっかくの無職生活を心から楽しめず、浪費してしまうことになります。

私自身だいぶ長い期間「お仕事、何されているんですか?」と質問されるたびにギクリとしていました。

「無職です」と正直に答えると、変な空気になったり、いろいろ聞かれて面倒くさい。

無職に至った経緯を話しても「根性のない奴だ」と思われて、分かってもらえずに白い目で見られることがほとんどです。

したがって、途中からは前職を答えるようになりました。

また「今日はお仕事お休みですか?」という質問には「お休みです」と即答できるようにしておくとよいでしょう。

心の中では「本当は毎日お休みだけれどね、へへん」と開き直れるようになると非常に楽です。

せっかくの無職期間、外野に邪魔されないよう、人と距離を置いてみるのもいいと思います。

そもそも人間だって動物ですし、自分の人生がいつ終わってしまうか分からない。

だったら、まわりに迷惑をかけない範囲内で、他の動物を同じように気ままに生きていけばいいじゃんって思います。

本気で人生を楽しみたいなら、日本だけの、ちっぽけな常識や価値観にとらわれず、視野を広げてみましょう。

生活費を下げまくる

この記事のタイトルにあるように、筆者は無職生活中も一人暮らしをしていました。

安心して無職生活を送るためにも、貯金はたくさんあった方がいいです。

例えば1か月10万円、生活費がかかるなら、1年無職で過ごすのに最低120万円。

それに加えて、税金等を払うためのお金も必要になります。

  • 所得税(年間所得103万円以下は非課税)
  • 住民税(年間所得98万円以下は非課税)
  • 国民年金(免除制度あり)
  • 国民健康保険(減額制度あり)

筆者の場合は、ここに「軽自動車税」も加わります。

ひと月にかかる生活費がパッと出てこない場合、まずは家計簿をつけるところから始めてみましょう。

ちなみに筆者はオレンジページの家計簿を愛用しています。

仙人花火

お値段なんと300円!

手っ取り早く生活費を下げたいのなら、多くの人の生活費の大部分を占めるであろう「家賃」を下げるのがおすすめです。

筆者は現在2万円台のワンルーム賃貸に住んでいます。

無職生活中、もっと安くて間取りもいい感じの1万円台の物件を見つけたのですが、無職だと信用がないため、不動産の方にイヤな顔をされてしまいました。

よって、無職になる前に家賃の安いところに引っ越しておきましょう。

まだ貯金が貯まっていないけれど一刻も早く今の生活を変えたい場合、生活費を月7〜8万円くらいまで下げて週2〜3日だけ働くといった、大原扁理さんのような少しだけ消費して少しだけ労働する生活を送ってみるのも手です。

熱中できることを見つける

暇を持て余すと、ネガティブ思考になってしまうかもしれません。

筆者自身、無職でいることに罪悪感を感じて、生きることをやめてしまいたくなったことが何度もありました。

日本で暮らすとなると、生きているだけでお金(国保)がかかります。

したがって、無職生活中に熱中できること、ライスワークではなくライフワークを見つけられるといいと思います。