筆者の髪は硬めで、所々うねりのある癖毛です。
宇津木龍一さんの本と出会い、外出前に必須だったヘアアイロンを手放すことができました。


頭の脂が多い私に湯シャンは合わなかったため、今は「haru」というアミノ酸系のシャンプーのみ使っていますが、肌断食は2021年から続けています。
髪の状態(ビフォー)
高校生の時にヘアアイロンを使い始め、大学生になったら髪を染めるようになりました。
月に1回プリンになったところを美容室で染めて、ヘアアイロンはほぼ毎日使用。
しかし、ヘアアイロンとヘアカラーのダメージが蓄積されたのか、次第に枝毛や切れ毛が気になるようになりました。
ドライヤーの後は髪が膨らんで爆発して、ヘアアイロンを使っても、どうにもおさまりがつかない。
手ぐしすら通らない竹箒のような髪になってしまったため、入浴時に念入りなトリートメント。
お風呂から出たら、洗い流さないトリートメント。
朝出かける前にヘアオイルを塗るなど、毎日何種類も髪に塗りたくるようになっていきました。
やめたもの
やめたものを時系列順に並べてみました。
- 縮毛矯正/ストレートパーマ
- ヘアカラー
- シャンプー以外
それでは1つずつ解説します。
縮毛矯正/ストレートパーマ
膨らんでうねる髪が嫌で、縮毛矯正を初めて受けたのは小学生の時です。
縮毛矯正の代わりにストレートパーマをかけることもありました。
ヘアアイロンを使い始める前の中学生まで、1年に1〜2回かけていました。
ヘアカラー
大学入学前にはじめて髪を染めました。
そこまで明るくない茶色で、月に1回リタッチをしてもらいに美容室へ。
ブリーチはしたことがありませんが、大学の実習時や明るくなりすぎた髪を2度ほど黒染めしたことがあります。
しかし次第に髪を染める時間とお金が惜しくなり、黒染めの流れから髪を染めることをやめました。
ヘアカラーをしていたのは2020年頃までで、期間にすると大体5年くらいです。
宇津木さんの本と出会った2021年、地毛(黒髪)のよさを再認識しました。
シャンプー以外
大学生になる前までは市販のシャンプーをこだわりなく使っていましたが、ヘアアイロンやヘアカラーを覚えた後は髪の状態が坂を下るように悪くなったため、美容室で売っているシャンプー等やネットで高めのシャンプー等を買って使うようになりました。
入浴時にシャンプーとトリートメント。
ドライヤーの後に洗い流さないトリートメント。
朝ヘアアイロンを使う前にヘアアイロン専用のスプレーをふりかけ、ヘアアイロン後にヘアオイルを塗る。
毎日髪に何種類のものを塗りたくっていましたが、縮毛矯正やヘアカラーに引き続き、シャンプーも含めた全てを1度やめてみました。
前述の通り、全てをやめる背中を押してくれたのが、宇津木さんの本です。

せっけんやシャンプーは肌の乾燥以外にも、皮脂腺を発達させて、皮脂をジュクジュクと大量に分泌するようになるというワルさをします。
からだの皮膚も頭皮も基本的にまったく同じです。毎日、毎日、せっけんで洗って、皮脂を完全に落としてしまう日が続くと、皮脂を補う必要が生じて、皮脂腺が発達し、皮脂の分泌量が増えます。皮脂は必ず酸化します。酸化した脂質こそが不快な体臭の主たる原因ですから、せっけんで洗いつづけると、からだのニオイも強くなるのです。
引用:宇津木龍一『シャンプーをやめると、髪が増える:抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ”が原因だった!』
髪の状態(アフター)
パーマやカラーやシャンプーなど1度すべてやめて、シンプルにお湯だけで頭を洗うようになったら、朝起きて手ぐしだけで髪がいい感じに決まるようになりました。
水だけの洗髪ではシャンプーのように皮脂を根こそぎとりさることはなく、適量の皮脂が髪の毛に残る(中略)。それが「天然の整髪料」として髪に働くのだと思います。
宇津木龍一『シャンプーをやめると、髪が増える:抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ”が原因だった!』

そして、前髪ありのミディアムから、前髪なしのショートへ。
髪型を変えた効果も大きいと思っています。
ここで、筆者の散髪事情ですが
- カットのみメニューを選択
- ヘアアイロンやヘアオイルでごまかさない
美容師さんに1〜2か月に1度、髪を切ってもらっています。
皮脂を適度に残した洗髪による整髪力のおかげか、美容師さんの腕がいいのか、今ではもう自分の癖毛がイヤだと思わなくなりました。
細かいことは気にしないマインド、大切です。
顔まわりの毛や後ろ髪がところどころウェーブしてますが、自然体でいいじゃんって思えるようになりました。
今では自分の髪の癖を隠さず堂々と出歩いています。
仕事中(接客業)に髪型を褒められた時は、とても嬉しかったです
やっていること
髪に何かをつける行為を全てやめた1年ほど、私は「ぬるま湯」のみで頭を洗っていました。
ところが、筆者の頭の脂が多すぎたのか、洗髪不足だったのか。
ニオイや痒みやフケに悩まされるようになってしまったため、現在は「haru」というアミノ酸系シャンプーを1プッシュだけ使って洗っています。

どのシャンプーにも言えることですが、ぬるま湯でしっかり予洗いして、すすぎもしっかり行うのがポイントです。
このシャンプーは香りが残らないタイプのシャンプーなため、人と会うとき等、香りがほしい時はムーンソープのヘアオイル(ミスティーローズ)を髪に少しつけています。

おわりに
ヘアアイロンは手放しましたが、ドライヤーまでは手放すつもりはありません。
よく乾かしてから寝ていることもあり、寝癖はめったにつきませんが、ついてしまった時は、そこを水で濡らしてドライヤーで乾かすだけで十分。
ヘアアイロンの出る幕はなくなりました。



