できるだけお金に頼らない暮らしを目指しています。
筆者の仙人花火です。
本記事では、手放したら暮らしが快適になったものを12個、紹介します。
台所編
- 三角コーナー
- 水切りかご
- 電気ポッド/ケトル
- 炊飯器
- 電子レンジ
- ラップ
それでは、1つずつ見ていきましょう。
1. 三角コーナー
野菜や果物は、無農薬かつ可食部の多いものを買うようにしています。
農薬などを使わずに育てられたものなら、食べられるところは全て食べようという気になるので(高価だし)生ゴミはほとんど出なくなりました。
したがって、三角コーナーの出る幕はありません
とはいえ、ゼロではないのでザルで代用。

ザルの上に、雑紙に出せない紙などをしいて使っています。
この紙の上に
- 卵の殻
- 梅干しの種
- 排水口に溜まったかす
- 野菜や果物などの不可食部
などをのせてカラッと乾かし、その紙で包んでからゴミ袋へ。
生ゴミはよく乾かすことにより、かさが減り、ニオイも気にならなくなります
それに、乾いたゴミの方が燃えやすいので、燃料や税金を浪費せずにすみます
子どもにもおすすめの1冊です。
2. 水切りかご
洗った食器をおく専用のかご、水切りかご。
先の三角コーナーと水切りかごは「キッチンの2大ぬるぬるグッズ」という認識です。
私はその水切りかごの代わりに2枚の手ぬぐいを使っています
洗ったものを1枚の手ぬぐいにのせて、もう1枚の手ぬぐいで拭く。
ついでにその手ぬぐいで、使用後のキッチンを拭き、そして洗濯しています。
手ぬぐいのいいところは、何と言ってもすぐに乾くところです
夜に干しても、朝乾いていることがほとんど。
夏なんて一瞬で乾きます。
3. 電気ポッド/ケトル

電気ポッドや電気ケトルの代わりに、カセットコンロと片手鍋でお湯を沸かしています。
コップや味噌汁1杯分くらいなら、意外とすぐ沸きます
フタして強火で1分くらいです
その時に必要な分だけを沸かせば、水やガスや電気をムダにしません。
4. 炊飯器

炊飯器が壊れてからは、ストウブという鍋でご飯を炊いています。
ストウブの好きなところは
- 煮る
- 炒める
- 揚げる
など、1つで何役もこなしてくれるところと、保温力が高いので余熱調理ができるところ。
炊飯器を使わずにご飯を炊けるようになると、万能感も得られますよ
5. 電子レンジ
ゴミがたくさん出るのと、原材料が気になるので、基本的にお弁当などの出来合いのものは買いません。
凝ったものが食べたい時は、いさぎよく外食します。
冷蔵庫に入れた残りものは、次のようにすれば電子レンジいらずです。
- 常温に戻してから食べる
- 再加熱する(ついでにリメイク)
筆者は「できたて」が好きなので、できるだけ1食ずつ作るようにしています
6. ラップ
ゼロウェイスト、ゴミをゼロに近づける暮らしにも挑戦中の筆者です。
ゴミを減らすためにも、節約のためにも、ラップのような「使い捨て」は、最も避けたいアイテム。
フタつきの保存容器を使えば、ラップを使わずにすむことに気づきました。

ちなみに筆者は「mana. ORGANIC LIVING」の竹とガラスの保存容器を使っています。
本当はロゴなしのシンプルなものがよかったのですが、防腐剤・防虫剤・防カビ剤不使用の竹が使われていたことが、購入の決め手となりました。

スクエア型だけでなくラウンド型もあり、オンラインストアならバラ売りで購入できます。
あとは……

お皿やボウルをラップ代わりにかぶせるのも、よくやっています。
風呂場編
- 足拭きマット
- バスタオル
それでは、1つずつ見ていきましょう。
7. 足拭きマット
言うまでもなく、浴室で全身を拭いてから出れば、足拭きマットは必要ありません。
そのほか、キッチンマットやトイレマットなども所有していません。
洗濯物も減ります
8. バスタオル
干し場所を取るし、何より乾きにくいので、体を拭くのにバスタオルは使いません。
薄いタオル1枚で十分です
筆者はパヤカや麻処さあさの「ヘンプ100%手ぬぐい」を愛用。

ヘンプ製は、乾きやすくて臭いにくく、ペラペラしすぎないので全身拭きやすいのです。
「さあさ」の手ぬぐいの方が長め
使いはじめは繊維が肌につくかもしれませんが、何度か洗濯すると気にならなくなります
ちなみに私はその手ぬぐいを
- 朝は顔を拭き
- 日中は手を拭き
- 入浴後に全身を拭き
- 浴室床の水気をザッと取り洗濯
というふうに使って、1日1枚ですませています。
乾きやすいものを選べば、タオルのストックも減らせますよ
掃除編
- 掃除機
- フローリングワイパー
それでは、1つずつ見ていきましょう。
9. 掃除機
私の掃除機に対するイメージは、重くて、うるさくて、掃除機自体の手入れという新たな仕事を増やすもの。
コードがあるものは引っかかったり届かなかったりでイライラするし、コードなしのものでも途中で充電が切れてムカムカしたことがあります。
それに、けっこうゴツいので場所を取るし、出したりしまったりするのも、とても億劫!
掃除機は、ゴミより掃除する気の方を多く吸い取っているのでは? とさえ思うんです
ところがどっこい、ホウキとチリトリで掃除するようになったら、掃除の頻度が週1以下から、ほぼ毎日に爆増したではありませんか。

ホウキなら、軽いし、うるさくないし、何より手にとってすぐ掃けます。
それに、サッサッサッと掃いていると、何だかとても気分がいい。
見た目も美しいので、私はS字フックにかけて「みせる収納」にしています。


ホウキとチリトリでの掃き掃除は、すっかり朝の日課となりました
10. フローリングワイパー
私は以下の理由から、フローリングワイパーも手放しました。
- 専用シートを買うまでもないことに気づいたから
- そもそも見た目が好きではないし、意外と邪魔になるから
- 拭き跡を見たら、ちゃんと拭けてないところがあったから
その代わりに、水で濡らしたウエス(使い古した布類を小さく切ったもの)で、棚や床などを拭いています。

これが手足のいい運動になるんです。
小さな家なら掃除も楽ちん
スモールハウス最高です!
番外編
- テレビ
最後の1つです。
11. テレビ
テレビなし生活は、ときに浦島太郎気分を味わうかもしれませんが、いいことばかりです。
たとえば、
- 欲が減る
- 時間が増える
- 「常識」にとらわれなくなる
- NHKと衛星契約を結ばなくていい
- ショッキングニュースからメンタルを守る(知らぬが仏)
など。
今のところ、ニュースはスマホでチラ見するくらいが、私には丁度いいみたいです。
おわりに
金嶽宗信(かねたけそうしん)さんの本の一節を紹介して終わります。
「本来無一物(ほんらいむいちもつ)」という言葉があります。自分が所有するものは本来、一つもないという禅の言葉です。
この体さえ、自分のものではく、借りものなのです。
『[禅的]持たない生き方』

